top of page
中国米国と強大化したグローバル資本は、世界各国の為替株式市場を席巻し、一国の中央銀行が指図する長期金利の引き下げの作用もあって、今日の日本経済にも少なからずダメージを与えています。折しも、日本国内は少子高齢化で労働人口が2080年には半減すると予測されています。非常に危機的です。
特に女性の晩婚化や子供を産まない風潮は、国の地域の世帯構成のひずみを生みだし、これまで専業主婦で生活してきた、高齢の独り身女性の老齢年金の給付水準の劣化を顕在化させています。もう、日本は高度成長どころか安定成長も人手不足やエネルギー供給、購買意欲の低迷で果たせない状況です。
​今こそ、腐敗しきった金権政治や疲弊した国民生活にプラスの施策を打ち出さねばなりません。新しき政治経済の潮流は、クリーンで高邁な国民意識に宿ります。多くを望まない個人が増えている中で、ひとりでも僅かでも穏やかな安定した暮らしに戻れる皆さんが増えることを切に祈っています。危機意識は最大の好機ですからね。
​                         令和6年 9月9日 野崎秀夫
bottom of page